HIVの感染経路と注意すべき確実な感染率(感染確率)について

HIVの感染経路と注意すべき確実な感染率(感染確率)について

HIVに感染した場合、先ずはその感染経路が問題となります。感染率が1番高いのがやはり性交渉や胎盤感染といった接触感染があります。接触感染の場合は人間の肌と肌、体液と体液といった直接的な接触感染が考えられますが、以前問題になっていた「薬害エイズ」の用に非加熱製剤によりそのドナーとなる人間がエイズだった場合、投薬を受けた患者もエイズになってしまうという恐ろしい前例もありました。ですので一昔のように「エイズ=同性愛者の病」という考えは前時代的な考えとなってしまったと言えます。

 

薬害エイズの場合、セックスや唾液の交換、血液の接触などと言った「確率的に罹患しやすい」と言った物と根本的に違います。そのウイルスを直接体内に注射、点滴する訳ですから感染確率はほぼ確実な物となってしまいました。病気があり、医師に治療を求めたのですが、結果このような結果になってしまった被害者の方々は、気の毒の一言では済まされない問題です。

 

またこのエイズを発症した事により、社会的にも偏見や恐れられるような待遇を受けるようになり「もしかしたら握手しただけでうつるのではないか?」「くしゃみや呼吸の飛沫感染もあるのではないか?」等と、「私はエイズ患者です」とは言えないのが現状です。実際にはそのような事ではうつらないと知っていても、その場にエイズ患者が居ればだれでもが一歩引くと言うことは変えようの無い事実となっています。ご自身に心当たりがある方は、HIV自宅検査キットで早目に調べてください。