HIVの予防方法とは?予防接種や薬の効果
エイズの予防方法として当然な事は「HIVウイルスに接触しない」と言う事が大前提です。ワクチン等の予防方法もありますが、大きな問題もあります。先ずワクチンには「免疫型」と言うものがあり、このワクチンにより体内の免疫細胞にHIVを覚えさせてしまい守る方法、それとは逆に「攻撃型」と呼ばれる免疫細胞がHIVウイルスに感染した細胞を攻撃する方法です。
一概にエイズの場合は後者の攻撃型のワクチンを使用します。ですがここにも大きな問題があります。ウイルスは進化しておりますので、形が変われば予防接種したワクチンの効果が無くなってしまいます。それだけではありません。ワクチンに関わらずエイズに関する薬は高額で、アフリカ等の後進国で国民所得の少ない国にはそれが致命傷となっています。例えば三人に一人がエイズである国までありますが、その治療に使用医薬品は高額で、生涯使用しなければならず、しかもウイルスが進化してしまえば役に立たない物になってしまうのです。
そうならない為にも早期発見の検査が必要で、それを怠れば罹患数が二乗、二乗と増えていき、天文学的な数字になってしまうでしょう。現在発症している患者、それにキャリアはそれをうつさないように、健常人はうつされない様な英知が必要となってきています。もし、心当たりがある方は、HIV自宅検査キットで調べられることをおすすめします。